明けましておめでとうございます。2025年の幕が開きました。三が日は良い天気で熊本市内も各地賑わっていたようですね。

かく言う私も初詣に行ってきましたが、近年稀にみる大混雑でした。花を浮かべて飾られた手水舎も神社本殿に続く参道も、人、人、人でびっしり!参拝するまでに人の頭を見ながら牛歩で30分以上かかりました。コロナ禍ではすっかり見なくなっていた人波に驚きましたが、当たり前の日常が戻ってきたのだなと改めて感じることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つ今回感じ得たことがバリアフリーの浸透です。車椅子の母と一緒に参拝に行ったのですが、数年前なら躊躇していた車椅子での外出が随分とハードルの低いものとなってきたことを感じました。神社といえば砂利が敷き詰められ車椅子では不便なイメージですが、今回参拝に行かせてもらったところは参道の中央部が本殿までコンクリート敷されていました。現場でお借りした車椅子が電動アシスト付きだったいうこともあり、なおさら楽々と本殿まで行くことができました。流石に本殿内部は混み合いすぎて車椅子では遠慮してしまいましたが、車椅子で行ける1番近いところまで行きお参りすることもできました。

そういった施設のハード面だけではなく、神社の方には仕事の手を止めて人垣の中を誘導していただいたり、何人もの参拝客の方に「お手伝いしましょうか?」と優しく声をかけていただいたりと、私にとっては心のバリアフリーに幸せを感じることができた新年の幕開けでした。

 

 

写真は母の書いた「新春来福」。皆様にも福が舞い込みますように。